終わりは ある日突然やって来る。
最近、なかなか悲しい出来事がありました。
元日にこう書いていた(→)んですが、
そこで語られている「年中無休のラーメン屋(けっこう美味くて好き)」が、
なんと閉店してしまっていたのです。ショック。
閉まってしまって(←)から、数日経ってしまった後に知りました。シマッタ……
そのラーメン屋が1階にあるビルが改装(改築?)的なことをしており、
その影響もあるのかな…とか思うんだけれど……
張り紙には「諸事情により云々(でんでん)」的な文言(かの方は「ぶんげん」と読むのかな?)があったように思います。
(ショックだったから張り紙の内容うろ覚え。)
いつの間にか終わってしまっておりました。
そのお店での「最後の一杯」を、思い出と感謝とともに味わえもせずに。
(結果的な「最後の一杯」がいつだったか……思い出せない)。
別に有名店でもないし(たぶん)、そんなに「通い詰めた」ってほどでも全然ない。
でも、「それがそこにある」というだけで、年中無休24時間営業だったから
「いつでも食べたい時に駆け込める」という超安心感がありました。
それが、唐突に、知らぬ間に、気付いた時には閉店してしまっておりました。
なんか昨年10月に急逝したじいちゃんともリンクするような。
…もうあの味は楽しめないのかな。
普段は気付かない、失って気付く、その大事さ。大切さ。有り難み。
20歳の時に起きた、小・中時代の親友の自殺ともリンクするような。
(その死を知らされたのは彼の四十九日が過ぎてからでした。…そんなに長い期間気付かなかった…その期間含め能天気に生きていた自分をその時はとことん呪いました。)
「終わり」と言えばもうひとつ、
それとほぼ時を同じくして、短期の派遣で務めていた案件が終了してしまいました。
短期とは言えハナから1週間ずつ契約更新という珍しい形態業務だったけれど、もう最後の方は3日~1日ずつの更新でいつ終わってもおかしくない状況ではありましたが。
(なんか人の終末期を語っているようだ。)
でも、予想よりわりと唐突に、終業を迎えました。
スタート時は30人ほどの多人数での短期間業務とは言え、その中で徐々に重要度の高い業務を率先して任される一部の人間になってゆき、その中でも最終的にはトップに評価されていた風があったので、自分の中で、慢心というか、楽観的期待というかもあったと思われます。もう少し続く、あるいは、たとえ終わったとしても別の案件にヘルプ的に呼ばれて食いつなげる…とか予想してました。
しかし、それもなく。
最後はあっさりしたものでした。そんなものですよね、世の中。
というわけで、現在絶賛ニート中です。あ、就業意欲はあるからニートじゃないな。
「失業者」。これだ。
「失業者」。…なんかニートより響きが重くないですか?
しかし、今、転職活動がちょっとおもしろいのです。
「前向き」になっている。これはたぶん、終わってしまった短期派遣業務に就業した経験(と、そのあいだ中に起こったこれ)が、プラスになっているんだと思われます。
本当に良い経験になった。
「出会い」に関しては(→)、実らなかったけれど。
…いや。
「実らなかった」というか、その「出会い」は、こうして「次」を「探す」ために、「次」に「出会う」ために必要だった、自分を「ブラッシュアップ」するための「出会い」だったのだ……と思います。
そういう「実り方」。そういう「出会い」。
いわゆる「出会いが実る」という時の意味ではない「出会い」や「実り」も、
人生にはたくさんあると思います。
しかし、この転職活動中に、美人の(そこかよ)ジョブコーディネーターさんとの良き出会いがありました。
終わりがあれば、始まりがある。
(別にプライベート的にまだ全然始まってないけど。)
この新しい「出会い」が、どのような未来に繋がるかは現段階ではわからないけれど、
現時点で「未来」が楽しみであるのは、疑いのないところ。
…今日は家におでんがあるので、供に日本酒を。あっためて。じいちゃんを思い出し。
つってもじいちゃんが燗で呑ってるのなんか見たこと無いんだけど。
北海道在住の小学からの友人、通称「北の女」(人妻です)から送られてきた日本酒。
いつもは冷で呑むんだけれど。
あっためるとすごい香り。
沁みる。
おでんも日本酒も。
そういえば、その美人・ジョブコーディネーターさんも日本酒が好きと言ってたな。
「北雪」(佐渡の地酒)も知ってたし、好きなんだって! なんていい人。
今度一緒に飲みに行けたらいいな(そこかよ)。
その時のためにいい店探しておこうっと。