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「幸せなひとりぼっち」感想。

映画

2016年ベスト映画!

幸せなひとりぼっち」です。

スウェーデン映画だそうです。

 

 

まあ2016年もまだ僅かに残っているので

これが覆る可能性もゼロでは無いわけですが。

 

観了後のツイートにあるとおり、

たぶん本当に今まで観た映画の中で一番泣けた。

中盤くらいから、とにかく切なさと愛おしさとで涙を抑えることが出来なかった。

泣けて泣けて仕方なかった。

 

自分の今年の1年と今の想いとが、だいぶリンクされたためとも思われる。

10月に急逝したじいちゃんのこととか(じいちゃんも早くにばあちゃん(じいちゃんにとっての奥さん)を亡くし、仏壇に毎日欠かさずお供えをしていた)、そのすぐ後に甥が生まれたこととか。

誰かを好きになる気持ちとか、誰かを心底、強く長く愛したい気持ちとか。

そんな人と一緒にいられる幸せとか。

 

主人公は老人・オーヴェ。

最初は(いやある意味最後までだが)偏屈だけれど、

物語が進むにつれすぐに愛おしさが増してくる。愛すべきキャラクターなのだ。

そしてオーヴェの恋人→奥さんとなるソーニャ。

ソーニャがとにかく素敵でした。本当に魅力的だった。

 

「自分にとってのソーニャ」を見つけたい。

そう強く強く思ったし、そんな相手を見つけられた、ソーニャと出逢えたオーヴェを本当に羨ましくも思った。

 

…たぶん、一般的に語られるところの「映画の出来」みたいなもので言えば、

この世界の片隅に」「シン・ゴジラ」「君の名は。」の方が断然上なんだろう。

(ちなみに上記タイトルは左から今年の1位・2位・3位…になりそこねた作品です。)

 

しかし、やっぱり、その作品を観た(大きく言えば人生の)流れとかタイミングとかがある。

この作品はいろいろと流れてきた12月25日に観たことで、

「自分の中に今流れている」琴線にとてつもなく触れたのだ。

(ちなみにだけど今私は33歳で、初老ではない。)

 

こういうのを「僥倖」「邂逅」というのだろう。

きっと、今年の初めに観てたところでここまで感動することは無かったと思う。

 

そのために、2016年のベスト、と位置付けました。